お得な新着情報

2021/07/31

住宅コラム 「住宅ローンの組み方」

住宅コラム 「住宅ローンの組み方」

家は人生最大の買い物であり、住宅ローンを組む場合には

「しっかりと知識をつけて慎重に選びたい」と考える方が多いでしょう。

しかし、各金融機関から非常に多くの住宅ローンが提供されているうえ、

金利の種類(金利タイプ)や借入期間など決めなければならないことも多く、

上手に選ぶのは容易ではありません。

 

今回は、住宅ローンを「自分で選ぶ力」を身につけるために、

住宅ローンの組み方の基本をお伝えします。

 

ご自身の家庭にあった住宅ローン選びの参考にしてください。

 

◆融資元を選ぶ

 

住宅を購入をする場合には、「どの住宅を購入するか」と並行して、

「どこからお金を借りるか」も決めなくてはなりません。

住宅ローンを取り扱っている窓口については、

民間の金融機関をはじめ、以下のような選択肢があります。

 

●民間融資

 

銀行、住宅ローン専門会社、保険会社などです。

 

ネット銀行であれば金利も低く、手続きをネット上で完結させられケースがあります。

(ペーパーレスに対応している金融機関では、契約書に貼付する印紙代など諸経費も抑えられる)

 

金利やサービス内容は、それぞれの機関により大きく異なります。

 

●公的融資

 

財形住宅融資や自治体融資です。

 

財形住宅融資は、財形貯蓄を利用中で所定の条件をクリアしている場合に利用できます。

金利は5年ごとに更新される「期間固定型」ですが、全体的な金利水準は低めです。

 

自治体融資は取り扱う自治体が限られますが、

支払利息の一定分を自治体が負担する「利子補給」などを受けられる場合もあります。

 

●協調融資

 

フラット35

 

住宅金融支援機構と民間金融機関と連携によって行われる融資です。

 

受付窓口は民間金融機関となり、金融機関により金利も異なります。

 

金利タイプは「全期間固定型」のみです。

 

財形住宅融資や自治体融資が対象となる方以外、

多くは民間融資もしくは協調融資を選択します。

 

◆住宅ローン商品を選ぶ

 

◇金利の種類と選び方

 

住宅ローンの金利タイプの選択は、特に慎重に行う必要があります。

金利は、住宅ローンの利息部分に該当し、

金利の種類と金利の高さにより総返済額が大きく変化するためです。

 

●固定金利

 

固定金利とは、借入期間中に全部または一部の期間、

金利が固定される金利タイプのことです。

 

完済するまで契約時の金利が固定される「全期間固定型」と、

一定期間の金利を固定し、期間経過後に以降の金利タイプを選択する

「期間固定型(固定金利特約型)」の2種類があります。

 

●全期間固定型

 

借入期間中の金利が変動せず、返済計画が立てやすい点が「全期間固定型」の特徴です。

 

金利が上昇する局面でも影響を受けないため、

「金利の動向に返済額を左右されたくない」

という方は、全期間固定型を検討してみましょう。

 

ただし、全期間固定型は、他の金利タイプと比較すると、高めの金利が設定されていることが多く、

その分、総返済額が膨らみやすい点は覚えておきましょう

 

●期間固定型(固定金利特約型)

 

あらかじめ決められた一定期間(220年ほど)の金利が固定される「期間固定型」は、

固定期間内の金利が優遇されることが多いのが特徴です。

 

中には、変動金利以下の優遇金利を提供している住宅ローンもあるので、

上手に活用したいところです。

 

固定期間終了後は、再度、金利タイプを選択することになるため、

「借入期間中の金利動向をみて有利な金利タイプを判断したい」

という方にとっては選択肢になります。

 

ただし、今後の金利動向によっては固定期間終了後の金利が上昇することも考えられます。

 

●変動金利

 

変動金利とは、借入期間中、半年ごとに金利が見直される金利タイプのことです。

 

全期間固定型の固定金利と比較すると金利が安いというメリットはあるものの、

金利上昇の局面では利息負担額が増加する可能性があります。

 

変動金利を選択する際には、金利の動向に注目し、

臨機応変に住宅ローンを乗り換えるようにすると良いでしょう。

 

「金利の動向に応じて対処できる住宅ローン知識や、返済額増加に耐えられる預貯金などがある」という方は、

変動金利も選択肢になります。

 

●ミックス金利

 

ミックス金利とは、固定金利と変動金利の複数の金利タイプを組み合わせる方法です。

 

例えば、3,000万円の融資額を

1,000万円は固定金利、2,000万円は変動金利」など割合を決めて契約します。

 

割合にもよりますが、全額を「変動金利」にした場合と比較すると、

ミックス金利では金利変動のリスクを軽減することができます。

 

また、全額「固定金利」とした場合と比較すると、

「変動金利」などの低金利メリットも享受できるでしょう。

 

ただし、契約が2本になるため2倍の諸費用がかかる点がデメリットです。

 

複数名義でローンを組む予定の人(共働き世帯など)、

繰上げ返済を前提にしている場合には選択肢になります。

 

「固定金利は金利が高く損をしそうだし、変動金利もこわい」という方は、

ミックス金利を検討してみましょう。

 

ミックス金利のおすすめ住宅ローン

 

◆契約者と債務責任範囲について

 

住宅ローンの組み方で金利の種類と併せて理解しておきたいのが、

契約者と債務責任範囲についてです。

 

住宅ローンを組む際には、契約者を誰にするか、

債務の責任範囲はどこまで(誰に)あるのかを決める必要があります。

 

●単体

 

世帯主や家計の担い手などが、単独で契約者となり融資を受ける場合には、

契約者の情報(年収・勤続年数など)に基づき融資審査が行われます。

 

住宅ローンを組む際は、保証人が不要となるケースも多く、

契約者のみが団体信用生命保険(団信)に加入することで、

万一の際、遺された家族が住宅ローンの返済義務を負わないようにすることができます。

 

●ペアローン

 

ペアローンとは、夫婦や親子など、家族2人の名義で住宅ローンを借入れる方法です。

 

それぞれが金融機関と住宅ローン契約を結ぶため、審査も各自の収入に基づいて行われます。

 

例えば、3,000万円の融資を受けたい場合、

2,000万円・妻1,000万円などのように融資額を分散させます。

 

同じ金融機関で借り入れるだけでなく、

2人が異なる金融機関を利用することも可能です。

 

また、二世帯住宅など同居を検討している場合には、

親子リレーローンを利用することもできます。

 

ペアローンを利用する場合には、それぞれがお互いの連帯保証人となります。

つまり、どちらかが住宅ローンの返済をできない状態(債務不履行)になった場合は、

代わりに債務を引き継ぐことになります。

 

また、2人とも団信に加入するため、

配偶者・親に万一のことがあった場合にも、自身の債務は残ります。

 

住宅ローンの契約数が2本になるため、

事務手数料・契約書の印紙代などの諸費用も、契約の本数ごとに必要となります。

 

●収入合算

 

収入合算とは、夫婦・親子の収入を合算することで融資限度額を増やす方法です。

 

例えば夫の年収が400万円、妻の収入が300万円の場合には、

700万円を基準に審査が行われます。

 

2人分の収入を元に申し込みを行う点ではペアローンと似ていますが、

契約者・債務責任範囲に違いがあります。

 

収入合算には「連帯債務」「連帯保証」の2つのタイプがあります。

 

・連帯債務型は、1人が主契約者、もう1人が連帯債務者になります。

連帯債務者とは、主契約者と同等の返済の義務があり、

融資元はどちらにも返済の請求をすることが可能です。

 

団信には主契約者が加入することになるため、

主契約者が死亡した場合には債務の返済はなくなります。

 

一方、連帯債務者が死亡した場合には、返済額の変化はありません。

 

・連帯保証型は、1人が主契約者、もう1人が連帯保証人になります。

 

連帯保証人は主契約者の返済が滞ったり、返済不能となった場合に

返済の義務を負います。

 

連帯保証型も団信に加入するのは主契約者のみとなるため、

連帯保証人が死亡した場合に返済額の変化はありません。

 

◆事前審査を受ける

 

住宅を購入する場合は、物件選びと平行して、

住宅ローンを借入れる融資元(金融機関など)も比較しておきましょう。

 

物件が見つかったら、融資元へ「事前審査」を申し込みます。

 

事前審査は必須ではありませんが、本契約時に審査に落ちてしまい、

希望する物件を購入できないという事態を防ぐためにも、

可能であれば事前審査を行っておくのが無難です。

 

◆売買契約後に住宅ローンの申し込み 本審査

 

事前審査の有無にかかわらず、住宅ローンを利用する場合には、

申し込みと本審査を行わなければなりません。

 

契約時には、身分証明書や収入関係の書類、

物件の情報が記載された書類などが必要になります。

 

スムーズに手続きを行うために、事前に必要書類を確認しておきましょう。

 

このように、住宅ローンを組むには、様々な段階を踏みながら、選択を行います。

 

その時のご自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切ですが、

生活環境の変化などから、返済状況が変わる場合もございます。

 

その際にも、金融機関に相談し、返済金額を変更や借り換えを行うなど、

臨機応変に対応可能です。

 

まずは、ご自分が建てたいと希望する家づくりが見つかったら、

ご自身のライフプランにあったベストな住宅ローンを選択しましょう。

2021/07/19

住宅コラム 「カーテンは、ヒダ選びが重要!!」

住宅コラム 「カーテンは、ヒダ選びが重要!!」

カーテンを選ぶときに、どんなことに気をつけていますか。

 

生地のデザインや機能性、価格等をチェックするのはもちろんですが、

カーテンのデザイン性をより高めたり、価格調整をするときに

注目したいのがヒダ(プリーツ)の取り方です。

 

オーダーカーテンでは、いろいろなヒダを選ぶことができます。

 

今回は、カーテンの代表的なヒダの形状と特徴についてお伝えします。

 

◆カーテンはヒダで変わる!

 

カーテンは窓サイズと同じ量の生地ではなく、

窓の幅よりも広い生地を使いヒダをとってカーテンの幅を調整します。

 

同じ生地でもヒダ(=プリーツ)の取り方が違うと、

柄の見え方やドレープラインが変わり布の表情も変わってきます。

 

また、ヒダの取り方(生地の分量)によっては値段にも影響がでてきます。

 

カーテンを作るときに「えっ高い!」と思ったときには

ヒダを見直してみると安くなることもあります。

 

カーテンを計画するときには、どんなヒダを取るのか検討するといいでしょう。

 

◆高級感のある3つ山ヒダ

 

カーテンのヒダ仕様でよく見かけるヒダが3つ山ヒダと2つ山ヒダです。

 

3つ山ヒダと2つ山ヒダでは、窓幅に対してカーテンに使う生地の量が異なり、

仕上がり感、価格共に変わってきます。

 

3つ山ヒダは、見た目もゆったりとした高級感が感じられます。

 

窓巾に対して生地も2倍~2.5倍使うため、価格も高くなります。

 

高級オーダーカーテンの主流で、クラシックスタイルや

オーソドックスモダンなスタイルなどグレードの高い空間にお薦めです。

 

生地を選ばないヒダです。

 

3つ山ヒダ(2倍~2.5倍ヒダ)の特徴

 

・オーダーカーテンの中心となるヒダ仕様でヒダ山を3つとったものです。

 ヒダ間隔は1012cm

 

・生地の幅を窓幅に対して2倍~2.5倍。

 最近は2倍使いで3つ山を取るのが一般的。

 

・生地を多く使うため、カーテンのドレープラインが深くとれて

 ゆったりと美しく見える。

 グレード感のある空間にお薦めのヒダ仕様。

 

・生地を多く使うため価格は高くなる。

 

◆価格抑え目の2つ山ヒダ

 

2つ山ヒダは、イージーオーダーや既製品のカーテンなどによく見られるヒダ仕様で、

生地量を抑えて縫製してあります。

 

ヒダのボリュームが少ないので、すっきりと見える、

価格が抑えられるといったメリットがあります。

 

オーダーカーテンでも既製品のカーテンにもあるヒダですが、

縫製の方法によって大きく印象が変わりますので、

見比べてみるといいでしょう。

 

2つ山ヒダ(1.5倍ヒダ)の特徴

 

・既成品では一般的な仕様。

 

・ヒダ間隔は15cm以上となり広め。

 

・使う生地の幅は窓幅に対して1.5倍程度。

 

・生地の量が少ないため、ゆったりとしたドレープラインが出ない。

 

・オーダーカーテンでも指定できる。

 

2つ山ヒダは、ドレープ、レースともに向き、

柄が見えやすいので柄を生かしたい時にはお薦めです。

 

3つ山ヒダに比べるとグレード感に劣るので

高級感を出したい場合には避けたほうがよいでしょう。

 

◆思い切りシンプルにはフラット

 

あえてヒダをとらずにシンプルに仕立てるカーテンもあります。

 

仕上がりがフラットになり、生地の柄がはっきりと見えるので

柄を楽しむのに向いています。

 

普通にカーテンレールに吊ることもできますが、重量が軽いのならば、

カーテン用のクリップで留めて組み合わせを楽しむのもいいですよ。

 

●プレーンスタイルの特徴

 

・ヒダをとらないカーテンでフラットにすっきりとした表情になる。

 生地の柄を見せるのに向く。

 

・生地の幅を窓幅に対して1.3倍程度。

 

2つ山ヒダに比べても生地の使用量が少ないので安価。

 

※呼び方の名称はメーカーなどによって異なり、

 フラットカーテンと呼ぶことも多いです。

 

◆デザイン性の高い タブ&ハトメ

 

同じくヒダを取らないスタイルで人気なのが、タブスタイルやハトメスタイルです。

 

これらは、カーテンを吊る装飾レールのデザインや機能も一緒に考えたいスタイルです。

 

●ハトメスタイルの特徴

 

・カーテンにハトメで穴を開け、細めの装飾レールに通すスタイル。

 開閉がスムースにいくようにすべりの良いレールを選ぶと良い。

 開閉時にハトメとレールがぶつかり音が気になることもある。

 

・生地の幅を窓幅に対して1.3倍~1.4倍。

 

・加工料がかかるのでプレーンスタイルより価格は高め。

 

装飾レールのイメージも合わせて考えたいスタイルです。

 

スタイリッシュなイメージだけでなく、カントリースタイルでも使われます。

 

●タブスタイルの特徴

 

・タブと呼ばれるテープでカーテンを吊るスタイル。

 ヒダがないので生地の柄を見せるのに向く。

 タブを装飾レールに掛けてカーテンを吊るので、

 すべりの良い装飾レールを選ぶと良い。

 

・生地の幅を窓幅に対して1倍~1.3倍。

 

・加工料がかかるのでプレーンスタイルより価格は高め。

 

タブとカーテンの色を変えたデザインや、リボンを使ったスタイルなどもあります。

 

◆エレガントなギャザー

 

布をぎゅっと絞ったようなギャザーヒダは、薄手の生地にお薦めのヒダですが、

生地の分量を多く使うので価格的には高くなります。

 

クラシックなインテリアで見られるエレガントなスタイルカーテンに

よく使われるヒダ仕様です。

 

●ギャザーヒダ(2.5倍~)の特徴

 

・生地を細かく寄せたヒダ。

 ギャザー生地専用の芯地があり、紐を絞ってギャザーを寄せる。

 

・生地の幅を窓幅に対して2.5倍~3倍使う。

 ギャザーの寄せ方によっては2倍程度の場合もある。

 

・生地をたっぷり使うので、ボリューム感がある。

 

・生地の量を多くとるので価格は高め。

 

柔らかで薄手のドレープ、プリント。

レース、ボイルなどによく使われ、エレガントな印象になります。

 

反対に張りのある生地は、ボリューム感が出て個性的な印象になります。

 

◆まとめ

 

ヒダの取り方や吊り方で違った雰囲気になるのが、

カーテンの面白い所でもあります。

 

今回お伝えした吊り方の他にも、凝ったデザインの吊り方も沢山ありますので、

インテリアショップやカーテンショップなどで相談されてみるといいでしょう。

 

皆様のお部屋に合わせたカーテン選びを楽しんでくださいね。

2021/07/10

住宅コラム 「フラット35、3か月連続で金利が下がりました!!」

住宅コラム 「フラット35、3か月連続で金利が下がりました!!」

 

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35

20217月の適用金利が発表されました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

 

 1.33%(前月より-0.02%)~2.10

 

今月も、金利を引き下げました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

 

 1.20%(前月より-0.01%)~1.97

 

と、中期に関しても金利を引き下げました。

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

 

 1.59%~2.36

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

 

 1.46%2.23

 

以上のようになっています。

 

今月もフラット35は、全体的に金利が下がりました。

 

今月の長期固定金利は殆どの金融機関が金利を引き下げておりますが、

フラット35も同様に金利を引き下げました。

 

常々お伝えしておりますが、フラット35は、元々の金利が低く、

金利の上げ下げも小幅です。(今回も0.01%の下降)

 

フラット35は、安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。

 

ということで、今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、

魅力的なサービスを提供しています。

 

そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

 

20217月の住宅ローン金利の傾向

 

今月も住宅ローンの金利は、過去最低水準を継続しました。

 

ほとんどの金融機関が短期、中期、長期金利のいずれかを引き下げています。

 

世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は

1.43%前後と前月比大きく低下しており、

日本の住宅ローン金利もこの金利動向に大きな影響を受けています。

 

米国が、金融政策を変更するかどうかに注目が集まっており、

FOMC次第で大きく動きそうです。

 

対して日本は、ワクチン接種が停滞し、デルタ株の感染拡大、

オリンピック観客問題等、問題が山積しています。

 

ここから再度ワクチン接種を加速させ、景気回復に繋げることができれば、

経済は復調する可能性もありますが、政治の鈍さを考えると予断を許しません。

 

住宅ローン金利に関しては、日本経済に期待できない以上、

米国の金利動向に大きく左右される状況が続きそうです。

 

住宅ローンの利用を検討している方は、

これまで以上に物件価格と金利動向に注意が必要です。

 

◆各住宅ローン商品の金利動向

 

●変動金利

 

多くの金融機関が金利を据え置いています。

 

金利を据え置いたので、7月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、

0.4%から0.5%となります。

 

この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。

 

●固定金利 10年~(中期)

 

金融機関の多くが金利を引き下げています。

 

住信SBIネット銀行は、ほぼ全ての期間の金利を引き下げ、

auじぶん銀行は15年以上の固定金利を引き下げました。

 

三井住友信託銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行といったメガ信託、

メガバンクも金利を引下げています。

 

●固定金利 長期

 

フラット35を含め、ほとんどの金融機関が金利を引き下げました。

 

長期固定金利は、頭金の割合によってメリットが変わりすが、

つなぎ融資を利用すれば、頭金なしでもフラット35最もメリットがあります。

 

20217月の住宅ローン金利の動向を総括

 

ほぼ全ての金融機関がいずれかの期間の金利を引き下げた月と言えるでしょう。

 

国内のコロナの拡大を食い止められるかどうかは7月、8月が鍵を握ります。

 

ワクチン接種が進み、東京五輪での感染拡大が起きなければ、

ゆるやかな景気回復が待っているでしょう。

 

そして、景気が回復したら、金利の上昇が始まると考えられます。

 

その場合は、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。

 

現在、日本銀行の金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、

金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の上昇が予想されます。

 

そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、

たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、

金利差が小さいことを認識しましょう。

 

住宅ローンの金利が最低水準の状況の現在は、

今後の金利上昇に向けて、超長期固定を低金利で住宅ローンを組める、

最後のチャンスかもしれませんので、ご検討下さい。

 

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

 

目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

 

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、

いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

最後に、金利は上昇傾向ですが20217月の住宅ローン金利は、

いまだ低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、

金利が低い今月は、検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

2021/07/03

住宅コラム 「住宅ローンの実質金利と表面金利との違い」

住宅コラム 「住宅ローンの実質金利と表面金利との違い」

 

住宅ローンを選ぶ際、まず、借り入れ金利の低さに注目する人が大半でしょう。

 

ただ、住宅ローンは、必ずしも「金利が低い=総返済額が少ない」

という訳ではありません。

 

実は、金融機関のホームページなどに掲載されている金利は全て表面金利です。

 

この金利には、事務手数料や保証料などの諸費用が含まれておらず、

諸費用の金額は、金融機関によって大きく異なります。

 

この諸費用分を考慮すると、たとえ表面金利が低くても、他の住宅ローンと比較した際、

総返済額が多くなるケースも十分にあり得るのです。

(※逆に表面金利が高くても少なくなる場合もあります。)

 

そのため、住宅ローンを選ぶ際は、単に表面金利だけを比較するのではなく、

表面金利に諸費用分を含めて算出した「実質金利」で比較することが大切です。

 

そこで今回は、住宅ローンの実質金利に注目します。

 

表面金利との違いについて、わかりやすくお伝えします。

 

できるだけ有利な条件で住宅ローンを組みたいと考えている方は、

ぜひチェックしてみてください。

 

◆住宅ローンの実質金利と表面金利の違い

 

住宅ローンの金利には、表面金利と実質金利の2種類があります。

 

はじめに、この2つの金利の違いを見ていきましょう。

 

●住宅ローンの表面金利とは?

 

表面金利とは、金融機関のホームページなどに掲載されている金利のことです。

 

「基準金利(店頭金利)」から「優遇金利幅(引下げ金利)」を引いた金利を指し、

借入金利・適用金利と呼ばれることもあります。

 

表面金利には、住宅ローンを組む際に発生する諸費用や、

固定期間終了後の金利上昇については考慮されていません。

 

●住宅ローンの実質金利とは?

 

実質金利とは、住宅ローンの借り入れにかかる諸費用を考慮した上で算出した金利のことです。

 

APRAnnual Percentage Rate)」とも呼ばれています。

 

ちなみに、実質金利は、金融機関のホームページなどには掲載されていません。

 

●住宅ローンを実質金利で比較するメリット

 

それでは、なぜ住宅ローンを比較する際、表面金利ではなく実質金利に

注目すると良いのでしょうか?

 

その理由は、実質金利を算出する際に考慮する「諸費用」の金額が、

金融機関によって大きく異なるためです。

 

(※諸費用とは、住宅ローンを組む際に 発生する費用で、事務手数料や保証料、

 団体信用生命保険料などのことを指します。)

 

そのため、例えば、

「表面金利が低い/ 諸費用が高い住宅ローン」と

「表面金利が高い/ 諸費用が安い住宅ローン」を

比較した場合、

「表面金利が高い/ 諸費用が安い住宅ローン」の方が、

住宅ローンの総返済額が、

少なくなるケースも十分に考えられるのです。

 

この点は、表面金利を比較しただけではわかりません。

 

諸費用を考慮して算出した「実質金利」を比較することで、

その住宅ローンが本当にお得かどうかがわかる点は、

住宅ローンを実質金利で比較する大きなメリットといえるでしょう。

 

◆住宅ローンを実質金利で比較

 

では、ネットバンクなどで高い評価を獲得している住宅ローン3社を厳選し、

同条件で借り入れた場合の実質金利を比較してみましょう

 

●実質金利の算出条件

・新規借り入れ

・借入金額:3,000万円

・借入期間:35

・ボーナス返済:なし

・返済方法:元利均等

・金利タイプ:固定10年 

 ※固定期間終了後は変動金利

 

◎表面金利と実質金利を比較 一覧

 

auじぶん銀行   

  表面金利 0.530      

  実質金利 1.217      

  返済総額 3,6936,135

 

・住信SBIネット銀行       

  表面金利 0.61       

  実質金利 1.233      

  返済総額 3,6946,129

 

・新生銀行        

  表面金利 0.75       

  実質金利 0.918      

  返済総額 3,5116,883

 

このように、表面金利が低くても実質金利の次第では、

返済総額が安くなることがあります。

 

今回は、ネットバンクで評価の高い銀行を選びましたが、

地方銀行などでは、表面金利と実質金利の利率の差が、

更に広がっている場合がごさいます。

 

◆まとめ

 

今回は、住宅ローンの実質金利についてお伝えさせて頂きました。

 

住宅ローンを選ぶ際、

つい、「金利(表面金利)が低い=お得な住宅ローン」

と考えてしまいがちですが、必ずしもそうとは限りません。

 

住宅ローンを比較する際は、

諸費用を踏まえて算出した実質金利にも注目することが大切です。

 

また、金利に加え、付帯保障や利便性なども考慮したうえで、

自分に合った住宅ローンを選ぶのも重要なポイントです。

 

住宅ローンを検討したいる方は、さまざまな点から住宅ローンを比較し、

自分に合った住宅ローンを見つけて下さい。

1