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2019-07-20 08:22:00

住宅コラム「家庭用蓄電池の種類・特徴・選び方」

日々の暮らしはもちろん、家づくりの際には、

「省エネルギー」に配慮したプランや設備・建材を選ぶことは大切です。

 

そして、太陽光発電システムなどによってエネルギーを生み出す「創エネルギー」や

エネルギーをためる「蓄エネルギー」も注目されています。

 

「蓄エネルギー」機器として挙げられるのが、家庭用蓄電池(蓄電システム)です。

 

災害時の電源確保だけでなく、節電意識の高まりなどからも関心は高まってきており、

最近では、メーカー商品にも、機能や形状などが異なる、さまざまなタイプが揃ってきました。

 

持ち運びができる容量の小さいタイプもありますが、ここでは、ある程度の容量のある、

定置型の家庭用蓄電システムについてお伝えします。

 

◆家庭用蓄電システムの種類

 

蓄電システムに用いられる蓄電池には、リチウムイオン蓄電池や鉛蓄電池、

ニッケル・水素電池などがありますが、家庭用蓄電システムに多くみられるのは

リチウムイオン蓄電池でしょう。

 

リチウムイオンを用いた蓄電システムには、コンセントにつないで使用する

(工事が不要な)タイプと、配線工事を行い設置するタイプ(系統連系型)に

分けることができます。

 

コンセントから充電し、蓄電システム本体にコンセントを差し込んで使用するタイプは、

停電時、パソコンや照明などのバックアップとして、また、電力需要の多い夏場のピークシフト

(電力を使用する時間帯をずらし、電力需要のピーク時の電力消費を抑えること)に

活用することができるでしょう。

 

配線工事を行タイプ(系統連系型)は、あらかじめ特定の機器(冷蔵庫、照明機器、テレビなど)と

蓄電システムを接続しておくことで、停電時のバックアップが可能です。

 

ピークシフトはもちろん、太陽光発電システムと連携できるタイプもあります。

 

最近では、太陽光発電用と蓄電池用の2つのパワーコンディショナをひとつにまとめたタイプが流行りです。

 

◆メリット 停電時に電化製品を利用でき、電気料金の節約にも

 

蓄電システムを用いるメリットは、電気会社の料金プランによっても異なりますが、

深夜の割安な電力を蓄え、電力需要のピーク時に使用することで、

電力会社から購入する電力量を抑えることができることです。

 

蓄えた電力を、電気料金の高い時間帯に使うことで、電気代節約にもつながります。

もちろん、停電時(非常時)に使用することも可能です。

 

太陽光発電システムと連携している場合であれば、昼間に発電した電気を使用しながら

余剰分を蓄え、夜に使用することも可能です。

 

足りない分だけ電気を購入すればいいので、電気代を節約することができるでしょう。

 

また、停電時には、太陽光発電システムの自立運転によって蓄電システムに充電、

昼夜問わず電気を利用すること可能です。

 

製品によりますが、停電時に使用する家電製品を設定しておくことができるタイプもあります。

 

また、蓄電システムに蓄えた電気と太陽光で発電した電気を、

HEMS(Home Energy Management System ホーム エネルギー マネジメント システム)

などと連動させることで、より効果的に使用することができるでしょう。

 

◆デメリット 蓄電容量に限りがあり、置くスペースが必要なこと

 

蓄電池は製品によって蓄電容量は異なり、小型のものは蓄電容量が少ないため、

使用できる範囲も狭まります。

 

一般的に家庭で用いられる蓄電容量の目安は、15kwhまでと言われていますが、

製品的には、1kwhから12kwhまで様々です。

 

緊急時に必要な機器が使用できる容量のタイプを選ばなくては意味がありません。

 

常に残量を意識しておくことも必要でしょう。また、リチウムイオン電池は、

充放電回数の寿命を超えると、蓄電容量が減少し、交換が必要になります。

 

製品によって、充放電サイクルの回数や残存容量が異なるため、

選ぶ際には確認することが大切です。

 

その他、蓄電システムの設置スペースを確保しておくことも必要です。

 

製品やシステムによって確保するスペースは異なりますが、屋外用と屋内用があり、

寒冷地や重塩害地域などには難しいものもみられます。

 

新築の場合は、事前にサイズを確認しておきましょう。

 

最近では、小型のタイプや壁掛けタイプなどもみられるので、

プランニングもしやすいでしょう。

 

◆低価格化も進んでいる。補助金制度を利用可能

 

従来に比べ、家庭用蓄電システムの価格は低下傾向にありますが、

まだまだ高価なアイテムであることには変わりありません。

 

蓄電池の容量やシステム内容などによっても異なりますが、

蓄電池本体の価格は、大雑把にいうと、100万円~300万円程度でしょう。

 

小型のタイプであれば、100万円以下のものもみられますが、

容量が大きく多機能のものは400万円以上の製品もあります。

 

また、本体価格の他に、配線工事が必要なタイプであれば、

その費用や諸経費などもかかるので、見積もりの際には注意するようにしましょう。

 

設置には、地方自治体よって補助金制度を設けているところもありますが、

補助金額や条件、募集期間などは異なります。

 

自治体によっては契約前に申請が必要な場合もあるので、

設置を検討しているのであれば、早めに確認をしましょう。

 

また、国による、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業

(ZEH)の中で、補助対象として採択されるZEHに蓄電システムを導入する場合には、

補助金額が加算されます。

 

◆プランニングは慎重に太陽光発電システムと同時に検討を

 

家庭用蓄電池を選ぶ際のポイントは、まず、充電容量です。

 

容量によって使うことができる電気量や時間が異なるので、設置する目的や

ライフスタイルに適したものを選ぶことです。

合わせて、どのくらい長持ちするのか、寿命を確認しておくことも大切です。

 

また、設置スペースに適したサイズか、太陽光システムを設置している(予定している)場合は、

連携させた場合の効果などを確認しておきましょう。

 

もちろん、価格や保証・メンテナンスなども重要なポイントです。

 

新築やリフォームでは、太陽光発電システムと同時に検討するケースも多いものです。

 

連携ができるか、停電時に自立運転に自動切り替えできるシステムか、

なども確認をしましょう。

 

電力の買い取り等、制度の変更などにも注意も必要です。

 

専門的な部分も多いため、設置を依頼する場合は、上記の点をしっかりと説明し、

また、シミュレーションなどを提示してくれたり、補助金などの情報を提供してくれる

ビルダーなどに依頼しましょう。

 

最新の製品やシステムを実際にショールームやモデルハウスなどで確認することも大切でしょう。

 

住まいや暮らしの「省エネ」や「創エネ」「蓄エネ」を考える時、まずは、断熱性の高い住まいを実現し、

エネルギーを無駄にしない機器を選ぶことが基本です。

 

その上で、予算のバランスに配慮しつつ、エネルギーを創りだす機器やためる機器、

という順序で考えることがポイントです。

 

家庭用蓄電システムは、身近な住宅設備機器になりつつありますが、

太陽光発電システムやHEMSなども含め、間取りプランや暮らし方などをトータルに検討し、

じっくりとプランニングすることが大切です。

2019-07-06 08:40:00

住宅コラム「フラット35 金利を大幅に引き下げる!」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の

2019年6月の適用金利が発表されました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

 

 1.18%(前月より-0.0%)~1.87%と、今月は大幅に金利が下がりました。

 

この金利の引き下げにより下がりましたので、フラット35史上最低金利を更新しました。

 

また、金利1.20%台を切り、更なる魅力的なサービスを提供中です。

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

 

1.12%(前月より-0.09%)~1.81%と、中期に関しても引き下げました。

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

 

1.62%~2.31%

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

 

1.56%~2.25%

 

以上のようになっています。

 

今月のフラット35は、全体的に大幅に金利を引き下げました。

ここ数か月で、金利が上がったのは先々月のみでついに1.20%台を切る

フラット35史上の低金利を継続し魅力的なサービスを提供中です。

 

フラット35を検討している方にとっては、うれしいニュースとともに

大きなチャンスといえるでしょう。

 

今月の住宅ローンの全体的な動向は、多くの金融機関が変動金利を据え置く一方で、

中期から長期固定金利を中心に、金利を引き下げています。

 

特にメガバンクとフラット35など、メジャーな金融機関が

金利を大幅に引き下げております。

 

ネットバンクに関しては、小幅ながら金利を引き下げました。

 

しかしながら住宅ローン融資残高5兆1,000億円超を誇る

住信SBIネット銀行が20年を超える長期金利を引き上げ、

新生銀行が3年固定、5年固定を引き上げるなど、

一部では金利を引き上げる動きも出てくるなど、

金融機関によって対応が分かれました。

 

この2つの大きなネットバンクの動きにより。

今後の住宅ローンの金利状況が読めない状況となっております。

 

今までの流れから、これ以上の金利低下は考えにくいと

考えていたことから、今月の金利低下には率直に驚きました。

 

足元の金利を見ると、世界中の金利を左右する

米国10年債利回りが2%前後をつけており、この事態は予想外でした。

 

一方でここからさらに金利が低下することを予想しているところはほぼないため、

ここから先、さらなる金利低下があったとしても、極めて限定的でしょう。

 

いずれにしても、住宅ローンの利用を検討している方にとって、

6月以上にチャンスの月になっています。

 

現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、

新規借り入れ、借り換え共に絶好の機会であることに疑う余地はありません。

 

間違いなく大きなチャンスです。

 

すでに物件を購入している方は、将来の金利上昇に備え、

今月金利の下がった長期固定金利やフラット35への

借り換えを検討するのも良いでしょう。

 

新たに物件購入を検討している方は、物件価格が低下傾向にある今のうちに

物件を購入し、住宅ローンを組むのも良いでしょう。

 

そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。

 

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照ください。

 

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、

いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

最後に、金利が大幅に下がった2019年7月の住宅ローン金利は、

過去最低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、金利が低いい月は、検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が最低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

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